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筋肉注射とは?
ボツリヌスA毒素を製剤化したもので、局所の神経を一部麻痺させるお薬のことです。筋肉注射にはボツリヌス菌は入っていません。本来、筋緊張性萎縮やケイレンなどの治療薬として医療の現場で用いられてきたものですが、筋肉を痩せさせて細くする効果も認められたため、美容目的にも応用されました。アレルギーを除いて全身への副作用はなく、手術だと高いリスクと費用を伴うものが、安全かつ手軽にしかもリーズナブルな価格でできるようになったため、現在では美容外科領域で広く行われています。
どれくらい効果があるの?
注射後約2週間程で、ふくらはぎの筋肉が細くなってくるのが自覚されるでしょう。更に時間がたつにつれてより細くなってゆきます。細くなる程度には個人差がありますが、中和抗体(薬の耐性)ができない限り、必ず細くなります。(短期間、例えば3ヶ月以内に何度も注射すると中和抗体ができやすいという報告があります。)
しかしながら3~6ヶ月後には、生活習慣が変わらない限り元の筋肉の太さに戻ってゆくでしょう。皮下脂肪(つまんだ厚み)が気になる方には脂肪吸引やメソセラピー、カーボメッドなどをお勧めします。
リスクは?
リスクはほとんどありません。注射後2~3日程度、足がもつれるような感じがして歩きづらさを自覚したり、足が疲れやすくなったりすることがありますが次第に軽快します。ごく稀にアレルギー症状があります。
他の方法との併用は?
筋肉注射をして2週間以上あければ脂肪吸引術、メソセラピーやカーボメッドを併用することは可能です。皮下脂肪(つまんだ厚み)も気になる方には脂肪吸引やメソセラピー、カーボメッドなどをお勧めします。